自宅の本棚を整理していたら懐かしい本が出てきました。
大学生の頃に,ゼミの先輩におすすめをされて手に取った本でした。
就職活動を念頭に置いて勧められましたが,当時は,ロースクール進学のことだけを考えていたので流し読みをした程度でした(もったいない)。
最近,他事務所の弁護士さんと一緒に仕事をする機会が増え,それに伴って,自分の特性って何だろうなと考える機会も増えてきたので,少し読み返してみようと思いました。
この書籍は,「才能」と表現してしまうと仰々しいですが,「自身の特性を理解してそれを仕事に活かそう」をテーマにした本で,学習欲,活発性,共感性,競争性,原点思考,最上思考,未来志向etcの34の強みのうち,傾向として強い5つを,大量のアンケートに回答すると分析してくれるというものです。
私の傾向として強い5つは,以下のとおりでした。
①調和性
あなたは同意点を求めます。あなたは、衝突や摩擦から得るものはないという考えを持っているため、そのような争いを最小限にしようとします。周囲の人々が異なる意見を持っていることが分かると、あなたはその中の共通する部分を見出そうとします。あなたは彼らを対立から遠ざけて調和に向かわせようとします。
他の人が自分の目標や、主張や、強く抱いている意見を声高に話している時、あなたは沈黙を守ります。他の人がある方向に動き出すと、あなたは調和という名のもとに(彼らの基本的価値観があなたの価値観と衝突しない限り)、喜んで彼らに合わせてあなた自身の目標を修正するでしょう。
②学習欲
あなたはいつも学ぶ「プロセス」に心を惹かれます。内容や結果よりもプロセスこそが、あなたにとっては刺激的なのです。あなたは何も知らない状態から能力を備えた状態に、着実で計画的なプロセスを経て移行することで活気づけられます。最初にいくつかの事実に接することでぞくぞくし、早い段階で学んだことを復諦し練習する努力をし、スキルを習得するにつれ自信が強まるーーこれがあなたの心を惹きつける学習プロセスです。
あなたの意欲の高まりは、あなたに社会人学習ーー外国語、ヨガ、大学院などーーへの参加を促すようになります。それは、短期プロジェクトへの取組みを依頼されて、短期間で沢山の新しいことを学ぶことが求められ、そしてすぐにまた次の新しいプロジェクトへに取組んでいく必要のあるような、活気に溢れた職場環境の中で力を発揮します。